『どういう人に勧めるかと言うと』
うねり取りで、そこそこ儲けられるが何となく釈然としない。
相場と言うものをもっと深く理解したい。
確かに儲けられるのだが、一体自分が何をやっているのか本当の所
よくわからない。
といった人にお勧めします。
つまり、うねり取りの様な職人技というのは、練習売買を
積み重ねていけば、確かに上手にはなるのですが、
所謂「知的タイプ」の人は、それでは耐えられないかもしれません。
数学の勉強法で「暗記派」と「理解派」が反目している様なもので
テストの点が取れればいいじゃないか、いや理解してなくちゃ
全然無意味だ、というように
相場は儲かれば、何で儲かったか説明できなくたっていいんだよ
と言う人には、この本は名著ではありますが、不要です。
そうでなくて、何故儲ける事ができたのかという事を、
他人にではなく、自分にちゃんと説明できないと
物凄くフラストレーションを感じるという人は
考えるきっかけとして、繰り返し読むことを勧めます。
具体的な事を言いますと、林輝太郎氏の本に
「相場師は、昔から縁起をかつぐものである。」
との一節がありましたが、
相場で勝ち始めてから、妙に験をかつぐようになった、
それどころか迷信深くなったんじゃないか、
そういう自分が、何となく厭だという方、
不合理的思考の解毒剤になると思います。