『著者の経歴からしたら駄作でしょう』
前半は、誰でも知ってることや少し調べればわかる話が中にはあった。でも、グラフを多用してるところや各国の生産量やら需要やらを振りかえって細かく見てるとこは良かった。
東大卒で石油トレード歴23年は疑わしい。過去・現在を考察してるから当然、数年後の将来を推測するぐらいなら著者のキャリアからしても可能だし期待してたら、なぜか2030年を予想しだしている。しかもIMFや研究者の意見であって自分の持論や相場観はほとんどなし。誰も超長期のトレードはしないだろう・・・・
後半で実践での10手法を紹介してるが、ポンポン出して簡単に書かれてある。裏付けや論拠が書かれてないので、それが通用するかどうかは、そのときの景況・相場などで変わるだろう・・・・
全200ページだが、グラフを多用している分、中身が薄い印象。半分は『ファンダメンタルズ』と題をうっているが事後報告。こっから将来を予測するには難しいが、人によっては過去データの一部・雑学として重宝するかもしれない。残り半分の『実践』は役立つこともあるだろうが、素人があみ出したような手法という個人的印象。『ファンダメンタルズ』か『実践』かどちらかに重きを置いて書いてほしいし、全体的に視点が微視的なように私には思えた。また、前書を照会して下さいと省くところがチラホラあったのがいただけない。